2015/05/20

鳥取の場合だいたい何処に住んでいても5分か10分くらい山に向かって走れば農耕地が広がってくる。水を張ったばかりの田んぼとか、遠くの木々とか、野良仕事の合間に道端で話し込むじいさんばあさんとか、廃校になった小学校とか、そういった場所の風景を眺めていると、こんな晴れた日は少し鳥肌が立ってきて、ぼやっとした気分になって、ちょっと泣きたいような気持ちになって、ぐわっと懐かしさがこみ上げてくる。僕は決してそんな環境で生まれ育ったわけではないのに。いつも不思議だなぁと思うのだけど、これって僕の中にある日本人のDNAが懐かしがらせているのかなぁ。みんなもそんな経験ないかしら。