2017/04/20

二十四節季のひとつ「穀雨」。その名前を付けて良かったことは、毎年ああこの子の季節がやって来た、と思えるわけです。それは誕生日を盛大に祝うわけでもなく、抱きしめて実感するようなものでもなく、春のこの季節に降る雨を見てなんとなくしみじみ生まれてきた意味のようなものを考える有り難さかも知れません。子育てはそりゃあ毎日晴れ渡ることはないけれど、少なくともこの子がいるからこそ、百穀のように自分の人生は潤されるのだなと感じるのです。





2017/04/05


先日照ちゃんが突然お店に来た。みんな何故か突然来る。まぁ事前に連絡なんてもらったらそわそわして仕事にならないからありがたいと言えばありがたい。話の中で鳥取のいいところは?ってきかれて色々答えたんだけど、ひとつ重要なことを言い忘れたなぁと思っていたのが、鳥取くらい田舎にいると中央を全然気にしなくて良いというところ。ここで言う中央とは東京あたりのこと。どんなお店ができて、どんなイベントが行われてて、誰が活躍してて、何が流行ってて、なんてことを気にすることがない。そんなことよりアムスとかパリに行きたい。自分たちが食べたいもの作って、したいお店をして。それが山陰の人に愛されればそれだけでいいなと思う。