2014/10/29




 トビは人が好きだから、くつろいでいると必ず寄ってきてそばに腰を下ろす。ミツはいたってマイペース、そんな時は遠くから眺めている。どうやら近頃小玖有さんが母親と父親の他にそんな同居人たちがいる事に気がついてきたらしい。






2014/10/27

やっと猫と一緒に住める家が見つかり、ホッ。ここ2、3日の鳥取県は26、7℃の夏日。黒磯を出てきた日は10℃くらいしかなくて寒くてしょうがなかった。再び戻ってきたら風がびゅうびゅう吹いてすんごい寒いんだから、たまたまとはいえ西と東ってこんなに違うんだな。そして今回小玖有さんは人生初の新幹線にも乗った。今のところかなり早いペースで社会経験を積んでいる。更に帰りの飛行機は程よい席がなかった為にプレミアムシートに。お父さんは34歳の時だったよ。赤ちゃん連れの皆様、飛行機移動の時は少し奮発して席のアップグレードはかなりおすすめです。後ろの席との間にカーテンもあるし、CAさんも味方!って感じだし。席も広いから授乳し易いしね。しかも実はそんなに高くない。とにもかくにも家が決まったのでゆっくり引っ越しの準備を始めなくては。この写真の真ん中辺りの小さな町の小さなアパートが新しい家になりそうです。300万人住んでる町で生まれて、40万人住んでる町で育って、11万人住んでる町で仕事して、今度は1万人くらいの町に。もちろんスタバもタワレコもないけど、家から海と山が見えて海岸まで徒歩10分。いいでしょ。






2014/10/21

麻薬みたいに酔わせてくれる痛みをとき

勤務最終日は怒濤の様な忙しさでありがたかった。変わらないいつものような一日が過ぎて欲しいと思っていたから。朝礼でみんなにこんなこと話そうかななんて考えていた事もあったけど、千恵子さんの涙を見たら全部吹っ飛んじゃって、好き勝手やらせてくれてありがとう、なんて挨拶にもならない様な事を言ってしまった。まぁ、実際好き勝手やらせてもらって僕のSHOZOでの時間は過ぎて行き、気がつけば5年半。店長を4年ほどさせてもらった。時々店長としての仕事を評価して頂く事があるのだけれど、実は前任の恵美ちゃんが相当な土台を作っていてくれたから今の僕はある。恵美ちゃんが先に辞めてしまった後も二人で今のお店を整えてきたという気持ちはとても強い。唯一、他人に何かをしてもらう力だけが僕の取り柄だった。戦国武将なら間違いなく 、“鳴かぬなら 鳴かせてみせてよ ホトトギス”。そんなわけで一人で評価を頂くのは忍びないから半分は恵美ちゃんへ。もちろんそれに応えてくれたスタッフ達にもう半分。まだまだやりたい事のアイデアは山ほどあるけど一旦は終了。続きは佳織さんと小玖有さんと3人で少しずつ実現して行くのだ。こんな事を書きながらかなり前から先の事を考えている。僕の性格を考えたら何の考えもなしで鳥取なんて行けるわけないでしょ。ねぇ。







2014/10/17

二週くらい前、スコーンの成型技術が上がりスピードアップした。そして今日、コーヒーを淹れる時の立ち位置と腕の振りがしっくり行った。背筋も伸びるし、疲れない。あと三日でお店を離れる時にだ。なんでもぎりぎりまで試してたらフィットする場所があるもんだ。遅すぎるんじゃないかって思うだろうけど、こんなに嬉しいことはない。それにしてもあと三日なのに試したいことというか、変えてみたいところがいくつか出てきた。参った、困った。感傷に浸るヒマなんて全然なさそう。






2014/10/13

What a nice day to be Happy!





外はべらぼうに寒かったけど、2日間だけのエスプレッソモーニング。なおちゃんもみおちゃんも肩に力が入ってなくて、さらっとやれることをやってる感じがすごい良かった。楽しいからやっている。だからこそ来る人たちも楽しい。こんなお店近くにあったら休みの朝はぜったい家で作らないな。






2014/10/12

お店に一人掛けソファと古いお医者さん用の椅子を組み合わせた席があって、ぼちぼち人気の席なんだけどカップルなんかが座る時にソファに座った方がふんぞり返る確率が結構高い。人がふんぞり返ってる姿って端から見ててもあまり気持ちのよろしいものではないなぁと思う。もちろん座ってる人たちがそれでいいなら口を挟むことではもちろんないのだけど。じゃあ、いちいち言わなくても良いじゃん。って思うだろうけど、それがこないだ4ヶ月検診に行ったら、内科検診のお医者さんが扉を開けるなり中で椅子が壊れそうなぐらいふんぞり返ってて、努力したのは医大に入るまでですーって空気を漂わせている。いま頑張っているのはホステスを楽しませることーみたいな感じに見える(勝手な想像ですが)。赤子のカルテは落とすわ、流れ作業でやってますって感じの気のない診察だわで途中からその無駄に派手なネクタイまで腹が立ってきた。挙げ句の果てに予防接種は決められた予定通りにどんどん受けてね的な発言をした。それ以来ふんぞり返っている人を見るとその医者を思い出していつもの倍気持ちがよろしくなくなる。そして翌朝、夫婦で世界中で医者が一人になってもこの人には絶対診てもらわない!と高橋くん作の無花果のコンポートに誓う。






2014/10/10

なんと生後5ヶ月にしてファーストフライト。お父さんは18歳の時だったよ。小玖有さん、行きも帰りも泣く事もわめく事もなく実に穏やかに。絶対欠航だろうと空港に行ったら、僕らの乗る飛行機だけその気配なし、条件もつかない。どうやら台風が到達する前に飛んで、空の上で台風を飛び越えて着陸だって。すごい計算ANA。だから前後は欠航。すごいタイミング。運が良ければ台風の中でも日本の飛行機は飛ぶのです、実に優秀。しかしお父さんはその横で人生初の飛行機酔い。でもホントにイヤイヤ期とかよちよち歩き出すよりこれくらいの時期の方がどこかへ行くには適しているかも。二時間くらいまでなら確実に大丈夫だと思う。沖縄なら行ける。佳織さんはバーンロムサイ行ける!って言ってたけど。四日間での鳥取ー大阪帰省は色々あり過ぎてもう何から説明して良いやら。とは言いながらも大阪の祖父母にもお披露目出来て一安心。まぁ、最終日の晩からいつもの高熱。すっごい遠くに行っても近くても旅の最後に体調崩すんだよねぇ。だから休み明けの仕事はいつも青い顔。もうどこかに行くの怖くなるわー!と言いながら次の計画練ってますー。そうだ、らくは今頃人生初の新幹線に乗っているはず!そっちはどうだったかな。