2014/06/12

生後31日。梅雨の中休みの大安。好条件が揃ったのでお宮参りへ。わざわざ少し遠い神社にしたのは大した理由は無く、大安は忙しいのか裏で麻雀をしてるのか、近くの神社が誰も電話に出なかったから。小玖有が来ている真っ白なドレス、これは小玖有を抱えている妻が30年前に同じくお宮参りに着て行ったもの。よほど丁寧に保管されていたようで色褪せもなく、レースのひとつも傷んでいない。本来お宮参りには両親を伴い誰が赤子を抱き、などしっかりとした様式があるのだけれど、お互い実家が遠いので僕らは三人で細々と。神社で出会う年配の方々が優しい目を向けてくれているから、心細くはありません。次にこのドレスを出すのは、3年後か10年後か30年後か。父母が未来を思ってそうしてくれたように、僕らも大切に残していかなくては。