2014/06/06

CAMERA TALK

子どもが産まれてから一眼レフを買いましたって人は結構多いだろうなあと思う。我が子の成長をしっかりと美しく残したいっていう親の気持ちは誰にも止められないと思うし、当然だと思う。僕も三日前まで一眼が欲しくて仕方が無かった。もちろん愛する我が子のためだし、かっこいいし、持っていたいという所有欲も少なからずあった。カメラに詳しい友人にボディとレンズの相性や撮りたい写真の種類などを伝えてアドバイスをもらい、買うカメラも決めていた。よし!買うぞ!っと思う時に限って、今使っているコンデジが僕はどうなるの?っとイノセントな目で見てくるのだ。すまない、君では役不足なのだよ。と言えない自分が自分を追いつめる。一眼を持っていても君を使うよとは言えないのだ。だって普段からあんまり写真撮らないんだよねえ、僕。遊びに行っても大体忘れる。持って出ても大体撮り忘れる。どおしよう?ってよく考えてみたらそれっぽい写真が撮れればそれでいいと思っている自分に気がついた。それっぽいってのは一眼っぽいってこと。今のコンデジでやれるとこまでやってみようと決める。調べてみるとネットで色々設定の仕方を教えてくれている。背景との距離感やごまかしのテクニックなども。もちろん本気で一眼を使っている人には笑われるかもしれないが、今の僕にはこれで十分。見知らぬ皆さんありがとう。ふと機械ってそのポテンンシャルを発揮されないまま評価されている物って多いんだろうなあと思う。実際このコンデジも一眼を買ってたらもう見向きもされずに良い写真が撮れないやつってことになってたと思う。それってこのコンデジを開発した人はホントに無念だろうなあ。