2017/04/20

二十四節季のひとつ「穀雨」。その名前を付けて良かったことは、毎年ああこの子の季節がやって来た、と思えるわけです。それは誕生日を盛大に祝うわけでもなく、抱きしめて実感するようなものでもなく、春のこの季節に降る雨を見てなんとなくしみじみ生まれてきた意味のようなものを考える有り難さかも知れません。子育てはそりゃあ毎日晴れ渡ることはないけれど、少なくともこの子がいるからこそ、百穀のように自分の人生は潤されるのだなと感じるのです。