2014/12/19

WE STILL LOVE YOU 2014

20年前は僕は18歳でした。他人にとってそれが超カッコ良くても、超ダサくても、うんうん分かる程度であっても、自分音楽史上だれしも自分にとっての名盤があって、僕にとってはLIFEはその一枚に違いない。単体で見ると名曲はたくさんあるのだけれど、アルバム単位で見るとあまりにも抜きん出ている。その頃世間は空前のオザケンブームで、おそらくその時の雰囲気で多くの人がCDを手に取ったと思う。CDが売れる時代だったとはいえ数十万枚売れたんだから。そして20年経ってたくさんの物が削ぎ落とされてLIFEは超LIFEになった。これはCDではなくてDVD。オザケンは出てこない。CD製作に関わった人たちが当時を振り返るという内容。最後に少しコメントが紹介されるんだけど、Weという言葉はIという言葉より古いらしい。人が私、私と生きるのは最近の話で、それまで人は私達で生きていたらしいという話。こういう話がたまらない。気になる人は超LIFEをご覧になって下さい。そして僕の人生に小沢健二を呼び戻してくれた川村さんに感謝。超LIFE、超最高だった。僕らにとって。