2014/12/26

カフェに従事する人には言わずと知れたお店。バリスタとして初めて世界に飛び出した門脇さんのCAFE ROSSO。島根県安来市、鳥取県の米子から少し足を伸ばしたところにあります。ここを訪れたのは6年ぶり、まだSHOZOにも入社してなかったし、佳織さんと結婚させてもらうために大阪からご両親を一生懸命口説きに行っている最中だったように思う。このお店はそういった意味でも色々思い出深いのと、「ROSSOに行った時に、ケーキを食べている孫を連れているおばあちゃんの飲んでいるコーヒーは世界に認められたもので、そういった物が意識せずに日常にある姿がとっても良かった」SHOZOもそういうお店でありたいというような話を面接でしたのを覚えている。その面接は今思えば省三さんと芳枝さんと3人というゾッとするようなシチュエーションだったんだけど…。今日も隣の席は地元の年配女性2人。赤ちゃん可愛いわねぇ、女の子は育てやすいでしょなんて話しながら、シフォンを頬張りながら飲んでいるコーヒーはね、実は…ねぇ。もちろん今ではスペシャルティコーヒーなんて珍しくもなくて、美味しいコーヒーの基準もどんどん変わってきてる。世界中のコーヒーシーンで日本人が大活躍しているけれど、それよりも以前にエスプレッソで世界を目指した人のお店が、こんな片田舎で今も生活の中に存在していることがなによりも有り難いなぁと思う。ホントに田舎なのですよ。そういえば大河がROSSOに行くつもりなので鳥取に会いに行きますよって言ってたけど、来るなら待ち合わせしようか。この前で。